CMで有名なクレベリンの効果

2018年2月24日サプリメント86%の不適切な表示・広告の内容は?

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クレベリン実は効果なしと報道!?

2014年、二酸化塩素を主成分とする空間除菌剤が実は根拠がなかったという不適切表示例が報告されました。
みなさんもよくご存じの「クレベリン」です。

消費者庁からの発表内容はコチラです↓
■消費者庁
「二酸化塩素を利用した空間除菌を標ぼうするグッズ販売業者17社に対する景品表示法に基づく措置命令について」

佐々木蔵之介さんがCMをやり、空間のウイルスを除菌するということで一躍有名になりましたね・・・
佐々木蔵之介さんを使ってあんなCMまでやってるのに・・・と思うかもしれませんが、クレベリンは効果がない!これが現実です。
実は、CMの内容も非常にグレーな表現が使われていることもご存じでしょうか?
佐々木さんのフレーズで以下のものがありましたね。
「医師の勧める」
これも薬事法違反スレスレですから!
結局、CMをやっているから品質がいい、安心ということにはならないんですね。

クレベリンの効果

薬剤師的に言えば、クレベリンなんてホントに効果があるの?
とみな思っていたはずです。
それが、この報道がされてしまったんでもう言い逃れできないですよね。
この報道がされる前、私は気になってクレベリンについて個人的に調べたことがあります。
冬場のインフルエンザやノロウイルスに効果があるのか?
調べた結果は、消費者庁の見解とほぼ同じかと思います。
簡単に言うと以下の2つです。

  • クレベリンには効果はない
  • クレベリンに含まれる二酸化塩素には効果がある

クレベリンの成分は「二酸化塩素」です。
この「二酸化塩素」といった成分は非常に優れた成分です。
しかし、どうしても薬としては認められないのです。
なぜでしょうか?

クレベリンには効果はない

除菌という言葉に騙されないで!!

実は二酸化塩素、めちゃくちゃ不安定な物質なのです。
どうゆうことかというと、二酸化塩素はすぐに分解されてしまうんですね。
すぐに分解されるので、長期間使えないのです。
そして、長時間使えないと、薬として有効性があるとは言えない=効かないのです。
薬としてホントに効果があるものは「除菌」なんて曖昧な表現はしません!
「殺菌」や「消毒」といった表現を使います。
「除菌」=効果がないと言っているようなものなんです。
クレベリンは空間除菌とうたっています。
そもそも空気の消毒ということ自体、医療業界では全く意味がないとされています。
しかも、非常に安定性が悪いものを使うなんてと言われており、
病院内では全く普及しなかったという背景があって、仕方なく一般家庭に売りさばくようになったんですね(笑)

二酸化塩素は効果がある

と、散々クレベリンを否定してきましたが、
クレベリンの成分「二酸化塩素」は実は有名な大学病院内でも使われるほど、有用な成分なのです。
なんか矛盾しているようにも思えますが、何がまずかったのか?
それは、空間を除菌するということです。
大学病院では「二酸化塩素スプレー」という形で使われています。
しかし、このスプレーもすぐに分解されてしまうため長期間は使えません。
ただし、調整直後に限っては、効果は十二分にあります。
インフルエンザはもちろん、消毒剤の効きにくいノロウイルスにもおそらく効果があるでしょう。
だからといって、市販で売られている二酸化塩素スプレーも効果があるのかは非常に怪しいところです。
結局、これらの除菌製剤、私は、使用をオススメしませんね。
こんなものに頼らず、日ごろから手洗いをしっかりして、閉鎖空間ではマスクを着用する。
なぜなら、インフルエンザやノロウイルスのほとんどは手を介して感染するんですから!
インフルエンザにはアルコールが効果的です。
ノロウイルスにもアルコールである程度の効果があります。
手洗いが一番の感染症の対策です。

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