薬・サプリメントの消化

2018年2月25日薬とサプリメントの違い

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消化とは?

まず「消化」とは何かについて考えてみましょう。
3大栄養素である「炭水化物・タンパク質・脂肪」この3つについては一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
胃消化酵素ペプシン
これらは主に「消化酵素」と呼ばれるもので、消化され腸で吸収されやすい物質に分解されます。
つまり、消化とは吸収されやすい物質に細かく分解されることを指しています。

 

三大栄養素 炭水化物(糖質) タンパク質 脂肪
消化酵素 アミラーゼ
マルターゼ
ラクターゼ
ペプシン
トリプシン
キモトリプシン
カルボキシペプチダーゼ
リパーゼ

薬は消化されないの?

飲み薬の場合は、胃で溶けるのか、腸で溶けるのかの大きく2つに分かれます。
胃で溶ける薬
胃で溶けてできた成分が腸で吸収されるように設計されています。
胃で溶ける薬
そのため、胃酸と十分に反応しないと薬が腸で吸収されない場合があります。
そこで行われる試験が溶出試験や崩壊試験と呼ばれる試験です。
胃酸と同じような環境を作り、規定の時間内に胃酸と薬が反応するか等を見ています。
腸で溶ける薬
胃で消化・分解をされないようにコーティングされた腸溶錠と呼ばれる薬に設計されています。
腸溶錠
もちろん、腸溶錠と書かれてなくても、コーティングされている薬もあります。
また市販のものだと、「新ビオフェルミンS」に含まれる乳酸菌も、胃酸で分解されにくい乳酸菌を使用しているようです。
「薬を自己判断で粉砕したり、カプセルの中身だけを飲んだりするとダメですよ~☆」
と言われるのは、せっかく薬をコーティングして、身体に働くようにしているのに、そのコーティングをはがしてしまうからなんですね。

サプリメントは消化されないの?

そりゃあ、サプリメントも消化されますよね。
消化されるということは、胃酸の影響を受けるのか受けないのかを確認した方がいいでしょう。

今流行っている「酵素ドリンク」

酵素ドリンク

インターネットで調べてみると、こんな情報で溢れています。
「酵素はタンパク質なので、熱・酸・アルカリに弱いため、加熱すれば効果がないし、そもそもヒトの強力な胃酸で効果がなくなる」
 
つまり、酵素ドリンクを飲んでも胃酸によってアミノ酸に分解されてしまい、酵素として働かないという意見です。
この意見を補足しておくと、もちろん胃酸によって分解されてしまう酵素が多いと思いますが、すべての種類ではない、また100%ではないと思います。
酵素の中にも胃酸に分解されにくい酵素だってありますからね。
例えば、タンパク質の消化に使われる消化酵素ペプシンは胃の中の酵素なので胃酸によって分解されることはありません。
また、胃酸で分解されるといっても、せいぜい数時間。
取り込んだ酵素の10%くらいは分解されずに腸に運ばれることもあるはずです。
ということで酵素ドリンクをオススメします!
とはなりません(笑)
実は、酵素ドリンクは全くオススメできるものではありません
そもそも、私は酵素ドリンクはオススメしません。全く効果がないことはないですが、費用対効果が合わない、必要なら消化を助ける薬を飲む方がいいと考えています。
少し話がそれましたが、
ということで、サプリメントについても胃酸で反応するかの有無を確認しましょう!
残念ながら、パッケージだけでは胃酸で反応するしないはわからないため、直接問い合わせをするしかないんですね。

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