消化されないサプリメント

2018年2月25日薬とサプリメントの違い

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胃で溶けないサプリメント?

これは「サプリメントの正体」という書籍からの情報なんですが、
実は市販されているサプリメントの中には胃で全く溶けないものがあるそうです。
胃で溶けずに腸で効くとかならいいんですが、どうやら腸でも溶けないんですね。
胃でも腸でも溶けなければ、身体の中で不要なものとみなされます。
つまり、便としてそのまま排泄されるサプリメントなわけです。
すなわち、成分はちゃんと入っているかもしれないけど、
胃腸で溶けず、吸収されないサプリメントが出回っているかもしれないんですね。
これはパッケージを見ただけでわかる情報ではありません。
 
もうひとつ例を挙げておきましょう。
これはとある学会で報告された内容を抜粋しています。
何かというと、悩めるひざ関節痛にとうたっている「グルコサミン」についてです。
このグルコサミンですが、一度開封した後、高温や光の当たる場所に保管しておくと、色が変わったり、サプリメントが崩壊しなくなることを報告しています。崩壊とは固められた錠剤の中身がちゃんと口の中で細かく分かれるかを見ています。
10分ほど(そもそもこれも結構ながいですが)で崩壊していたグルコサミンが、高い温度・湿度で2週間保管していると、2週間後のグルコサミンは崩壊するのに数時間以上かかってしまったということです。
グルコサミンサプリメントが崩壊しないのであれば、腸で吸収されないということになり、こういった品質面を早急に改善すべきであるとしています。

[杉林 堅次:日本未病システム学会雑誌 14(2)334-336 2008]

一度開封したものは要注意

さて、薬に関してひとつ、ここで質問です。

なぜ、飲み薬はボトルではなく、ひとつひとつ個包装になっているのでしょうか?

薬

答えは簡単です。
包装されていないと、湿気を吸ってしまって、本来の性質を保てないからですよね。

みなさんも普段食べるポテトチップス

ポテトチップス

経験ありませんか?開けたままにしておくとどうなるか?
開けた時点ではパリパリだったポテトチップスも、次の日にはふにゃふにゃまでは行きませんが、湿気ておいしくありませんよね。
ポテトチップスが水分を吸って、油が酸化された結果起きた現象ですね。
薬の場合も同様のケースがあります。
湿気を吸いやすい、酸化されやすい薬はたくさんあります。
そうすると薬の性質が変わってくるんです。
胃で溶けない、腸で溶けないことにもつながります。
このような理由でほとんどの市販の薬は、個包装になってるんですね。
ではサプリメントはどうでしょうか?

サプリメントの場合は個包装って見ない気がするのですが?

ドラッグストアで売っているサプリメントって大体ボトルに入っていませんか?
あるいは、ジッパータイプのものか・・・
一方で、インターネットで購入したものの中には個包装のものがいくつかありました。
その分、割高ですがね。
そうなんです!サプリメントはほとんど個包装じゃないんですね。
なぜかというと、私たちが思っている以上に個包装ってお金がかかるし、かさばるんです。

粉薬の小分けの価値

粉薬1包価格

薬局で粉薬を作る場合は1包み3~4円ほどかかります。
これを1日3回1ヶ月分に直すと、大体360円です。
あっ、心配しないでくださいね!
薬局で薬をもらうときに、この個包装代は頂いてないですから(笑)
あくまでも薬局のサービスでやっています。
さて、今回は個包装が大切ですよという話を紹介しましたが、
決して個包装のものを選んでください!と言っているわけではありません。
実際に薬でもビンに入っているものが多く使われています。
個包装が良いのではなく、開けたあとに品質が変わらないか試験をしていることが重要なのです。

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