薬に効果がある理由

2018年2月25日薬とサプリメントの違い

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なぜ、薬を飲むと効果があるのか?

まぁ、血圧や血糖値など慢性的な症状には効果がないって方もいるかもしれませんけど、頭痛や生理痛などの痛み止めや花粉症の薬って結構即効性があったりしませんか?
これらのお薬が効くのにはもちろん理由があります。
理由は2つです。

  • ひとつはプラセボ効果が働いているから
  • もうひとつは、試験で実証されているから

それではそれぞれについて見ていきましょう!

プラセボ効果

まずは、プラセボ効果という言葉はご存知でしょうか?
プラシーボ効果と呼ばれる場合もあります。
プラセボとはplacebo=偽薬という意味合いから来ています。
偽薬、つまり偽物の薬を与えることによって生じる効果という意味合いです。
偽物の薬を使って薬が効くわけないじゃん!と思うかもしれませんが、それが効果のある場合があるんです。
実際にプラセボ薬(偽薬)として現在も乳糖という製剤が使われているケースがあります。
そして、お薬が効く理由の2番目にも実はプラセボ効果は関係しています。
プラセボ効果の例がコチラです。
[例]
Aさんはがん切除の手術をすることになりました。
しかし、いざお腹を開けてみると、既に多臓器へ転移しており手遅れだとわかりました。
お医者さんはしかたなく、何もせずにお腹を閉じました。
しかし、Aさんはがんが無くなったと思い込み、みるみる元気になっていきました。
プラセボ効果
思い込みによって、身体に何かしらの効果が現れることをプラセボ効果と言います。
この場合は、手術をしてがんが無くなったと思い込み、
身体がよくなるというプラセボ効果です。

薬の効果-試験での実証-

お薬に効果がある2つ目の理由ですが、薬は実際に試験で効果があることを実証しています。
試験といってもかなりさまざまです。
たとえば血糖値を下げるお薬の場合を考えてみましょう。
どのような試験をするかというと

  • 動物実験
  • 健康なヒトに対する試験
  • 実際に治療が必要な人に対する試験

少なくともこれらを行っています。
これ以外にも、胃でどのように反応するか、腸で吸収されるかなどの試験もやってますよ。
どうやって薬の効果があるのかを見るかというと、血液中にどのくらいの薬が取り込まれるかを見たり、薬を飲んだ人と薬を飲んでない人でどのくらい治療効果に差が出るのかを見たりします。
この治療効果の差を見るときに重要なのがプラセボ効果なんです。
なぜなら、患者さんは薬と知って飲んでしまうと、薬を飲んだから血糖値が下がるんじゃないか!と期待をしてしまいプラセボ効果が表れる可能性があるんです。
それじゃあ、ほんとに薬に効果があるのかわかりませんよね。
そこで、プラセボ効果の影響をなくすために「二重盲検法」と呼ばれる試験方法が使われるのです。

プラセボ効果を考慮して-二重盲検法-

二重盲検法とは、新薬とプラセボ薬(偽薬)の2つの薬を用意します。
新薬は本当に効果があるのか?これを確かめるため、患者さんに対して試験を行います(これを治験といいます)
このとき、患者さんに薬を渡すのですが、その薬は新薬かプラセボ薬かをドクターはわからずに渡します。
もちろん患者さんも自分が飲んでいる薬が新薬なのかプラセボ薬なのかを知りません。
そうすることで、薬を飲む人はみんなが平等の扱いになり、プラセボ効果が表れて試験結果に影響することがなくなるんですね。
お薬はサプリメントと違って、さまざまな試験、しかもプラセボ効果の影響が出ないような試験が行われているため、効果があることが実証されているのです。
それでは全くこういった試験がされていないサプリメントはどういった扱いなのか?
次は試験をされていないサプリメントの実態を見てみましょう!

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